今回はドローンは雨の日に飛ばしても良いのか?というテーマで記事を書いていきます。
こういった方に向けてこの記事を書きました!
この記事を最後まで読んでもらえれば次のようなことが分かります。
- ドローンは雨の日に飛ばしても良いのか?
- 雨の日にドローンを飛ばすリスク
- 万が一ドローンが雨に濡れてしまった場合の対策
・「飛行予定場所でどんな申請が必要かわからない…」
・「身近にドローンに関することを相談できる人がいない」
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ドローンは雨の日に飛ばしても良いのか?
ドローンを雨の中飛ばしてはいけませんと直接的に規制する法律はありません。
ただ国土交通省航空局のガイドラインには以下のような記載があります。
飛行前に、気象、機体の状況及び飛行経路について、安全に飛行できる状態
であることを確認する。引用:無人航空機飛行マニュアル
つまり罰則はないもののルールとしては雨の日の飛行はNGになります。
また包括申請の際に提出する国交省の標準飛行マニュアルには次のように記載されています。
・雨の場合や雨になりそうな場合は飛行させない。
なのでもし雨の日に飛行させる場合には独自飛行マニュアルを作成して申請する必要があります。
何より雨の日はリスクがかなり高まるため飛行させないという選択がベストかと思います。
ドローンを雨の日に飛ばすリスク
ドローンを雨の日に飛ばすリスクは次のようなものがあります。
- ドローンは雨に弱いので故障のリスクが高い
- 風速5m/s以上だと操作の難易度が上がる
- 保険適用がされない可能性が高い
それぞれ深ぼって解説していきます。
ドローンは雨に弱いので故障のリスクが高い
ドローンは精密機械です。なので雨に濡れると故障のリスクが一気に高まります。
よく言われるのが精密なパソコンが空を飛んでいるようなものなので、雨がどれだけドローンの故障リスクになるかは分かりますね…
またドローンは機体に熱がこもらないように隙間が多くあり、そこから水が入ってしまい最悪のケースでは墜落のリスクも出てきます。
風速5m/s以上だと操作の難易度が上がる
国土交通省が提供している飛行標準マニュアルには次のような記載があります。
・風速5m/s以上の状態では飛行させない。
風速5m/s以上を超えてくるとドローン操作が不安定になり難易度が上がると言われています。
雨の日は同時に風が強かったりもしますが、そういった面でのリスクも高まります。
保険適用がされない可能性が高い
雨やそのほか強風・雪などの際にドローンを飛行して故障をした場合には保険が適用されないケースがほとんどです。
三井住友海上が提供しているドローン保険の「保険金をお支払いしない主な場合」には次のような記載があります。
風、雨、雪、雹(ひょう)、砂塵(じん)その他これらに類するものの吹込みまたは雨漏りによって生じた損害。ただし、保険の対象を保管する建物の外側の部分(外壁、屋根、開口部等をいいます。)が風災、雹(ひょう)災、雪災または不測かつ突発的な事故によって破損し、その破損部分から建物の内部に吹き込むことによって生じた損害についてはお支払いします。
万が一ドローンが雨に濡れてしまった場合の対策
ここまで読んでいただいて、雨の日にドローンを飛行させよう!と思う方は少ないと思いますが、たまたま雨に巻き込まれてしまうケースもありますよね。
雨が降ってきたのが分かった段階ですぐにドローンの飛行を中止する必要がありますが、もしドローンが少し雨に濡れてしまった場合には次のような対策がおすすめです。
・電源を落とす
・バッテリーを抜く
・24時間以上自然乾燥
故障を防ぐためにできるだけ早い対応が必要になります。
雨の日にはドローンを飛行させない・即中止がベスト対応!
今回はドローンは雨の日に飛ばしても良いのか?というテーマで記事を書いてきました。
結論としては雨の日の場合にはドローンを飛行させない方が良いです。リスクも多く、雨の日に飛行させるメリットはかなり少ないと思います。
ただ雨の日にどうしてもドローンを飛行させたいという方はご相談に乗らせていただきますのでぜひ当事務所にご連絡くださいませ。
では、ルールを守って楽しいドローンライフを♪